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ワイン・コラム 第196回 ブルゴーニュ地方の話 ミシェル・ラファルジュ編

ヴォルネイVolnay

ブルゴーニュ地方、コート・ド・ボーヌ地区に位置する小さな村(集落の端から端まで700mほど。村人全員顔見知りでしょう。)です。
Volnay
そのヴォルネイ村の中心部に居を構えるドメーヌ・ミシェル・ラファルジュDomaine Michel Lafargeを今回のコラムではご紹介いたします。

19世紀初めからの歴史を持ち、ブルゴーニュ地方の中でもドメーヌ元詰めを早くに行った(今でこそ当たり前のようになったドメーヌ元詰、つまり生産者が自ら自分のワインを瓶詰めすることですが、20世紀前半まではワインは樽で出荷されることが一般的でした。)、高品質なワインを産する重要な生産者です。

産するワインは、ヴォルネイ
ヴィラージュ(ヴォルネイ)
その上級キュヴェであるヴァンダンジュ・セレクショネVendanges Sélectionées
プルミエ・クリュの
クロ・デュ・シャトー・デ・デュックClos du Château des Ducs。こちらは自慢のモノポール
そしてフラッグ・シップであるクロ・デ・シェーヌClos des Chênesなど。
他にボーヌ・プルミエ・クリュやポマール・プルミエ・クリュなどの赤ワインも造っています。
白ワインも造っています。
ムルソー、そしてレザン・ドレRaisins Dorésという名が付けられた素晴らしいアリゴテなど

ドメーヌが所有する畑は約12ha。2000年からビオディナミで管理しています。

アルコール発酵は天然酵母で行い、熟成に(白ワインは発酵にも)使う樽はアリエ産、ムルソー村にあるダミーDamy社のものを採用しています。

ブルゴーニュ地方では、ワインの試飲はまず赤を行ってから白を行うことが多いのですが、このドメーヌでは白ワインから試飲させて頂きました。

ムルソー。通常のものと、その上級版のヴァンダンジュ・セレクショネ。アペラシオンの特徴が良く表現されたワインで、ヴァンダンジュ・セレクショネのほうがより密度が高く、グラgrasな印象です。

赤ワイン、やはり特に興味深いのはモノポールのクロ・デュ・シャトー・デ・デュック。プッス・ドールのクロ・ド・ラ・ブッス・ドールの上部に位置する、集落の部分にある暖かい畑です。やはり果実感が強く、タンニンも豊富で、ややスパイシー。果実の成熟度の高さが伺えます。

モノポールの後に登場するのがクロ・デ・シェーヌ。ヴォルネイ村の中では最も南、ムルソーとの境に位置する畑です。
Volnay Plan
お隣のタイユピエと並んで見るからに素晴らしい、上質なぶどうが収穫できるプルミエ・クリュです。クロ・デュ・シャトー・デ・デュックを上回るほどのマチエール(要素)があり、タンニンは硬いほど。若いうちに飲むことは我慢して、少なくとも5年(できれば10年以上!)は熟成させてから楽しみたいワインです。

クラシカルなワイン造りを行うミシェル・ラファルジュのワインは、白ワインにしても、クロ・デ・シェーヌ同様ある程度の熟成期間を取ってから楽しみたいと個人的には思います。

近年ブルゴーニュ地方のワインも様々なスタイルが表れてきているように感じられます。クラシカルなブルゴーニュを試されたい方は、是非ミシェル・ラファルジュのワインを開けてみてください。失望はさせられないはずです。

Clos Yは、11月3日のレストラン講座でミシェル・ラファルジュのブルゴーニュ・アリゴテ レザン・ドレ 2009を和食(鯨のさえずり)と合わせます。ご興味がございましたら是非ご参加ください。

講座へのお申し込み、ご質問等はこちらのアドレスにご連絡ください。
vinclosy@aol.com

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