参加者は各々ワインを持ち寄り、参加者同士でブラインド・テイスティングを行う内容です。
コメントの述べ方は各々のご希望通りにして頂きます。
高度なコメントを要求致しませんので、初心者から上達を目指すこともできると思います。
日時&場所
初回! 2024年 2月5日(月曜日)15時00分から16時30分
会場 東京都墨田区 みどりコミュニティセンター2F 会議室
講師
中西 祐介
勉強会参加費
1,000円 税込
※ソムリエなどのワイン関係資格無しでも参加可能です。
受講のお申込み、ご質問などはメールでご連絡ください。
vinclosy@aol.com
ワインの勉強ができて、料理とのペアリングも体感できる、一石二鳥の講座です!
この講座は、ワインに理解があり、素晴らしい料理を提供するレストランとの提携で成り立っています。
毎月異なるレストランで、ワインと美食をお楽しみ頂きます。
日時&レストラン
2024年 月日(水曜日)19時から 会場 未定
詳細
月日 19時から
素晴らしい料理にソムリエ厳選のワインを合わせてお楽しみいただきます。
受講料
49,800円税込
受講ご希望の方、使用予定のワイン、料理などについて気になる方はメールでご連絡ください。
vinclosy@aol.com
※以上の予定レストランやワインの内容は変更になる場合があります。また、予期せぬワインの劣化(ブショネなど)が起こり得ることを予めご了承ください。
]]>ワインの勉強ができて、料理とのペアリングも体感できる、一石二鳥の講座です!
講座ではありますが、食事をしながら硬い雰囲気はなく、楽しみながらワインについて学べます。
素晴らしいレストランを会場に、ワインと美食のペアリングをお楽しみください。
日時&会場
月日() 18時から 未定
詳細
月日(曜日) 会場 銀座
受講料
88,000円税込
定員
最大5名
受講ご希望の方、また使用予定のワイン、料理などについて気になる方はメールでご連絡ください。
vinclosy@aol.com
そのような方向けに、ワイン・グラスの持ち方やレストランでのマナー、ワインの基礎知識等を気軽に学んでいただける講座です。
20歳以上の方を対象としております。
講座内容
ワインとは?ワインに関する基礎知識
ワイン・グラスの扱い方
レストランでのマナー。メニューで見かける基本的なフランス語のご紹介
ワインの比較テイスティング
受講料
ひとりあたり1,100円
別途会場費がかかります(貸会議室やレストランなど、ご都合の良い場所で行います。)。大学構内で会場費無で実施できる場合などは会場費は無しとなります。
ワイン2種類のテイスティングが付いています。受講料を上げて試飲ワインの種類を増やすことも可能です。
受講ご希望の方、またご質問等はメールでご連絡ください。
vinclosy@aol.com
Clos Yではご希望に応じてオーダーメイドでワイン講座を構成いたします。気になるテーマなどがございましたら、お気軽にご相談ください。
例 : ブルゴーニュ、コート・ド・ニュイ飲み比べ (単発)
ワイン
1 Gevrey-Chambertin
2 Chambertin Grand Cru
3 Bonnes-Mares Grand Cru
4 Chambolle-Musigny
5 Vosne-Romanée
6 Echézeaux Grand Cru
時間 120分 (講義60分、テイスティング60分)
定員 13名まで
会場 ご都合のよい場所をご指定いただけます。
※講師の交通費の実費が別途かかります。
受講料 143,000円 (税込、13名以内で、人数にかかわらず)
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第1回 ワインのマナー
第2回 レストランでの接待ワイン選び
第3回 選びやすい、逸話つきのワイン。コストパフォーマンスの高い格付けワイン。
時間 90分 (講義60分、テイスティング30分)
定員 13名まで
会場 ご都合のよい場所をご指定いただけます。
※講師の交通費の実費が別途かかります。
受講料 99,000円 (全3回、税込、13名以内で、人数にかかわらず)
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開講日 ご都合のよい日時をお選びいただけます。
回数 全15回
時間 1コマ90分 (講義60分、ワイン3種のテイスティング30分)
会場 ご都合のよい場所をご指定いただけます。
※講師の交通費の実費が別途かかります。
受講料 190,000円(全15回、税込。おひとりで受講の場合。)
130,000円(全15回、税込。二名様で受講の場合、ひとりあたり)
115,000円(全15回、税込。三名様でご受講の場合、ひとりあたり)
100,000円(全15回、税込。四名様でご受講の場合、ひとりあたり)
※テイスティングした余りのワインは差し上げます。ワインテイスティングの種類を
増やすことができますので、ご希望の方はご相談ください。
カリキュラム
1 ワインとは?
2 テイスティングの基本
3 ぶどう畑の一年
4 白ワイン
5 赤ワイン、ロゼワイン
6 甘口ワイン
7 酒精強化ワイン、その他のワイン
8 フランス
9 ボルドー
10 ブルゴーニュ
11 シャンパーニュ
12 イタリア
13 ドイツ、スペインなど旧世界
14 アメリカ、オーストラリア
15 その他新世界
※毎回、テーマに沿ったワインをテイスティングしていただきます。
]]>ブルゴーニュ地方、コート・ド・ボーヌ地区に位置する小さな村(集落の端から端まで700mほど。村人全員顔見知りでしょう。)です。
そのヴォルネイ村の中心部に居を構えるドメーヌ・ミシェル・ラファルジュDomaine Michel Lafargeを今回のコラムではご紹介いたします。
19世紀初めからの歴史を持ち、ブルゴーニュ地方の中でもドメーヌ元詰めを早くに行った(今でこそ当たり前のようになったドメーヌ元詰、つまり生産者が自ら自分のワインを瓶詰めすることですが、20世紀前半まではワインは樽で出荷されることが一般的でした。)、高品質なワインを産する重要な生産者です。
産するワインは、ヴォルネイ
ヴィラージュ(ヴォルネイ)
その上級キュヴェであるヴァンダンジュ・セレクショネVendanges Sélectionées
プルミエ・クリュの
クロ・デュ・シャトー・デ・デュックClos du Château des Ducs。こちらは自慢のモノポール
そしてフラッグ・シップであるクロ・デ・シェーヌClos des Chênesなど。
他にボーヌ・プルミエ・クリュやポマール・プルミエ・クリュなどの赤ワインも造っています。
白ワインも造っています。
ムルソー、そしてレザン・ドレRaisins Dorésという名が付けられた素晴らしいアリゴテなど
ドメーヌが所有する畑は約12ha。2000年からビオディナミで管理しています。
アルコール発酵は天然酵母で行い、熟成に(白ワインは発酵にも)使う樽はアリエ産、ムルソー村にあるダミーDamy社のものを採用しています。
ブルゴーニュ地方では、ワインの試飲はまず赤を行ってから白を行うことが多いのですが、このドメーヌでは白ワインから試飲させて頂きました。
ムルソー。通常のものと、その上級版のヴァンダンジュ・セレクショネ。アペラシオンの特徴が良く表現されたワインで、ヴァンダンジュ・セレクショネのほうがより密度が高く、グラgrasな印象です。
赤ワイン、やはり特に興味深いのはモノポールのクロ・デュ・シャトー・デ・デュック。プッス・ドールのクロ・ド・ラ・ブッス・ドールの上部に位置する、集落の部分にある暖かい畑です。やはり果実感が強く、タンニンも豊富で、ややスパイシー。果実の成熟度の高さが伺えます。
モノポールの後に登場するのがクロ・デ・シェーヌ。ヴォルネイ村の中では最も南、ムルソーとの境に位置する畑です。
お隣のタイユピエと並んで見るからに素晴らしい、上質なぶどうが収穫できるプルミエ・クリュです。クロ・デュ・シャトー・デ・デュックを上回るほどのマチエール(要素)があり、タンニンは硬いほど。若いうちに飲むことは我慢して、少なくとも5年(できれば10年以上!)は熟成させてから楽しみたいワインです。
クラシカルなワイン造りを行うミシェル・ラファルジュのワインは、白ワインにしても、クロ・デ・シェーヌ同様ある程度の熟成期間を取ってから楽しみたいと個人的には思います。
近年ブルゴーニュ地方のワインも様々なスタイルが表れてきているように感じられます。クラシカルなブルゴーニュを試されたい方は、是非ミシェル・ラファルジュのワインを開けてみてください。失望はさせられないはずです。
Clos Yは、11月3日のレストラン講座でミシェル・ラファルジュのブルゴーニュ・アリゴテ レザン・ドレ 2009を和食(鯨のさえずり)と合わせます。ご興味がございましたら是非ご参加ください。
講座へのお申し込み、ご質問等はこちらのアドレスにご連絡ください。
vinclosy@aol.com
多くのワイン愛好家を惹きつける、魅力的なワインを生み出していますが、人気が高い割に限られた土地からのワイン生産量は決して多く無く、一部のワインには非現実的な価格が付けられています。
家族経営のワイン生産者が多いですが、この地方でトップ・クラスに規模が大きく、重要な造り手のひとり、フェヴレイFaiveleyを今回のコラムではご紹介いたします。
1825年創立のフェヴレイは、ニュイ・サン・ジョルジュNuits-Saint-Georgesの街中に居を構えています。フェヴレイの特徴は、何と言っても広大な自社畑を所有していることだと思います。買いぶどうからもワインを造りますのでネゴシアンのイメージを強く持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は生産量の8割ほどがドメーヌもの(自社畑のぶどうから造られるワイン)です。120ha以上の畑を所有しているのは、ブルゴーニュ地方ではもの凄いことです!
そのワインですが、2000年代前半までは特に赤ワインは若いうちは硬い印象がありました。まだ若い状態で飲んだ、フェヴレイが単独所有するコルトン クロ・デ・コルトン・フェヴレイCorton Clos des Cortons Faiveley 2002に硬い印象を受けたのを今でもよく覚えています。
今日では、若き当主エルワンErwan氏がワインのスタイルを変え、赤ワインもより若いうちから楽しめるようになっています。白ワインも、精力的にグラン・クリュの畑を購入するなど進化を続けています。
私が2005年にフェヴレイを訪問させて頂いた時に、エルワン氏がセラーの暗がりからひょっこり現れ、特に自己紹介せずに予定されていた試飲ワイン以外のワインもいろいろとテイスティングさせて頂いたことは楽しい思い出です。25歳でこの大ドメーヌを引き継いだというのですから凄い方です。今日では、ニュイ・サン・ジョルジュ村最高の畑とされるレ・サン・ジョルジュLes Saint-Georges(プルミエ・クリュ)をグラン・クリュに格上げする運動を行っています。恐らく、数年のうちにレ・サン・ジョルジュはグラン・クリュに昇格することでしょう。
(ブルゴーニュ地方では畑に格付けが行われています。変動するもので、1981年にはクロ・デ・ランブレイClos des Lambraysが、1992年にはラ・グランド・リュLa Grande Rueが、それぞれプルミエ・クリュからグラン・クリュに昇格しています。他にも、ヴィラージュからプルミエ・クリュへの昇格も珍しいことではありません。)
テイスティングさせて頂いたワインを少しご紹介します。
エシェゾー Échezeax 2002
色調は黒っぽく、果実香も赤い果実よりも黒い果実寄り。果実味が豊かで、それを上回る酸味を備える。エシュゾーと発音されていました。
シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ レ・フュエ Chambolle-Musigny 1er Cru Les Fuées 2003
エシェゾーの後に登場。凝縮感が強く黒っぽい。酸味はやや穏やか。
メルキュレイ クロ・ロシェット 白 Mercurey Clos Rochette 2000
ブルゴーニュの伝統で、赤ワインの試飲の後に白ワインを試飲。果実、ロースト香、毛皮など複雑な香り。滑らかで豊か。コート・ド・ボーヌの偉大なアペラシオンの白ワインの様。
さらに進化を続けるフェヴレイ。多くのアペラシオンを手掛け、ブルゴーニュのひとつの規範と言えると思います。
Clos Yは、10月6日のレストラン講座を銀座セットセッテで行います。料理に合わせて選んだ5種類のワインと、最後にフェヴレイのマールもお楽しみ頂けます。ご興味がございましたら是非ご参加ください。
講座へのお申し込み、ご質問等はこちらのアドレスにご連絡ください。
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ワイン産地区分で見ると北ローヌと南ローヌを合わせてひとつのローヌ地方になりますが、行政区分で見るとヴァランスValenceがあるドロームDrôme県(Tain-l’Hermitageを含む)はローヌ・アルプRhône-Alpes地方、アヴィニョンAvignonがあるヴォクリューズVaucluse県(Châteauneuf-du-Papeを含む)はプロヴァンスProvence地方に入ります。
世界中で広く栽培され、上質なワインになり得る黒ぶどう品種シラーLa Syrahはローヌ地方が原産とされ、コート・ローティCôte-RôtieやエルミタージュHermitage ( Ermitageとも綴られます。 )などの素晴らしいワインを生み出しています。
今回ご紹介するアラン・ヴォ―ジュAlain Vogeは、シラー100%でワインを造ることが義務付けられているアペラシオンコルナスCornasを産するコルナス村に居を構え、赤ワインだけでは無くマルサンヌLa Marsanneというこちらもローヌ地方が原産とされる白ぶどう品種から上質な白ワインも造っています。
私がアラン・ヴォ―ジュを訪問したのは2015年の9月後半、収穫真っ只中の大変忙しい時期でした。このタイミングで訪問を受け入れてくださいましたこと、感謝しております。
アラン・ヴォ―ジュは約12haの畑を所有しています。
コルナスに約7ha
サン・ペレイSaint-Pérayに約4ha
サン・ジョセフSaint-Josephに約1ha
扱っている品種は2つ。黒ぶどうのシラーと白ぶどうのマルサンヌ。
2015年は9月初旬にスパークリング・ワイン(サン・ペレイ)用のぶどうの収穫を始め、9月22日に収穫が終了したようです。良い年と喜んでいらっしゃいましたが、2015は本当に素晴らしいヴィンテージですね!
アルコール発酵はステンレス・タンクで行い、複数のキュヴェは熟成を樽(大きさは様々ですが主に225lのバリック。新樽比率は20~50%)で行います。
以下のキュヴェをテイスティングさせて頂きました。
Saint-Péray Harmonie 2014
Saint-Péray Terres Boisées 2013
Saint-Péray Fleur de Crussol 2013
これら3つは全てマルサンヌ100%。後半に行くにつれ上級キュヴェとなっています。例年より2013年は収穫量が4割ほど少なかったようですが、その分凝縮された果汁が得られたのでしょう、ワインは複雑な香りを持ち、豊か(グラ)で余韻が長く続きました。特にサン・ペレイにあるお城の名前が付けられた、トップ・キュヴェであるフルール・ド・クリュソルは圧巻!世の中にあるマルサンヌのワインの中の頂点のひとつだと思います。
Saint-Joseph 赤 Les Vinsonnes 2013
Cornas Les Chailles 2013
Cornas Les Vieilles Vignes 2013
いかにも北ローヌのシラーらしい、黒胡椒の香り(ロタンドン)が立っています。サン・ジョセフは酸がしっかりとした味わいでタンニンが丸い。コルナスは力強く特にスパイシーで、上級キュヴェのレ・ヴィエイユ・ヴィーニュはスケールの大きなワインです。他に、試飲には供されませんでしたがトップ・キュヴェであるCornas Les Vieilles Fontainesがあります。
最後にスパークリング・ワイン
Saint-Péray Les Bulles d’Alain 2011
サン・ペレイは白だけのアペラシオンですが、スティルとスパークリングの生産が認められています。このキュヴェはドザージュ2g/lという極辛口。しかしぶどうの成熟度が高いためか甘やかな雰囲気がありました。
大変お忙しい中の訪問でしたが実に親切に対応してくださり、北ローヌ南部の理解を深めるとても貴重な勉強をさせて頂きました。ワインはどれも素晴らしかったです!
サン・ジョセフやコルナス、サン・ペレイ。あまり口にする機会が多く無いワインかもしれませんが、心を打つワインがあります。是非試してみてはいかがでしょうか?
Clos Yは9月9日のレストラン講座でアラン・ヴォ―ジュのサン・ペレイのトップ・キュヴェ、フルール・ド・クリュソル2011を入れた構成をご用意しております。素晴らしいワインですので、味わいにいらしてはいかがでしょうか?
講座へのお申し込み、ご質問等はこちらのアドレスにご連絡ください。
vinclosy@aol.com